肉や魚など脂の含まれるものを食べると胃痛があり、病院で検査も受け、ガスター等の薬を服用しておりましたが、症状が長期にわたり、よくなりませんでした。そこで今度は、漢方の先生にかかり何種類か漢方薬も試しましたがまだ治りません。そこで鍼灸院に行くことにしました。以前にも行ったことがあり、その時は鍼で少し痛かったので今回はお灸でほっとしました。それから、先生の指示された箇所に毎日お灸をあてて、今様子をみています。内臓が弱っていることはわかっても、なかなか自分でメンテナンスする方法はないのでお灸があって助かりました。私の場合、肝臓と胆のうが弱っていると言われました。どおりで胃薬をのんでいても効かなかったのかと思いました。肝臓というと薬やサプリメント、アルコール、食事の影響を受けやすいですが、今回、化学物質が原因の可能性があるとの診断でした。タンスの防虫剤、押入れの湿気とり、ファブリーズ等の使用を控え、口紅やリップグロスも落としてから食事した方がよいとのことでした。そう言われると、身の回りの日用品など化学物質にたくさん囲まれて生活しているんだとあらためて感じました。ちょっと肝臓にも無理させていたのか悪いことをしたなと思いました。食事内容や生活を見直すきっかけになりました。体の調子が悪くなってはじめて、普通にごはんを食べ、働いたり遊んだりできるありがたみを実感しました。それにしても、人間の体は、複雑で不思議だと思いました。
(K)