年末年始、忘年会、新年会など、お酒を飲む機会が多かったと思います。さて、先日のとある記事によると、日本人は世界一飲酒に寛容であるそうです。イスラム教などは宗教上の理由から飲酒を禁止していたりしますし、酒類の販売も厳しい国はいくらでもあります。
その記事に載っていた国別の寛容度のグラフです。
日本は寛容度としては一番になっています。
実はこの寛容度、アルコール依存を判定する上でも結構重要だったりします。
アルコール依存症のテストの一つに久里浜式というものがあります。詳しくは省きますが、そのテストでは飲酒者がアルコールを飲むことでその家族や周りの人からどのように思われるかという点も重要であるとしています。もちろん飲酒を控えると手が震えるとか、飲酒の量なども重要ではあるのですが、飲酒者の周囲から飲酒を非難されたりすることなども重要な点であり、アルコール依存が周囲を巻き込む傾向が強い疾患であるとしています。
アルコールには身体依存、精神依存両方があり、また連続した飲酒は肝疾患にも大きく関連しています。節度を守った飲酒を心掛けようと思い、お酒を飲みながら今回のエンゼル日誌を書いた私でした(笑)。よいお年を。
(かみえび店 N)