夏のレジャーといえばキャンプ、海、川遊びなど野外での活動が思い浮かびますね。
ところが、そんな楽しい時間に水を差す存在がいます。
気がつけば同じ部位を何度も掻いている…そう、蚊です。
他にもブヨ、アブ、ノミなど人間の血を狙っている昆虫は様々です。

そんな厄介な虫刺され、どのような処置をしたら良いのでしょうか。

まずは掻かないことが基本です。
掻き崩してしまうことで炎症がひどくなったり、とびひなど別の感染症を発症する恐れが有ります。
虫さされに気づいたら患部を流水で洗い流し、冷たい水などで患部を冷やしましょう。患部を冷やすことで炎症を弱め、痒みを一時的に抑えることが出来ます。
それから、痒みを抑える抗ヒスタミン剤入り
の薬を塗ります。腫れがひどい場合は、炎症を抑えるステロイド剤入りの塗り薬が有効です。
これらの薬はドラッグストアなどで市販されています。商品によって抗ヒスタミン剤単独、ステロイド剤単独、両方がミックスされている物があります。症状と合わない薬を使用することで、痒みが治まらなかったり、逆に副作用がでたりする可能性もありますので、わからない時はお店の薬剤師に相談しましょう。

薬を塗った後は患部を触らずいじらず、腫れが引くのを待ちます。
虫の種類によって痒みが長く続くもの、炎症が強い場合などがあります。3~4日しても症状に改善が見られない場合は、皮膚科を受診して自分の症状に合った薬を処方してもらいましょう。

皆さんも虫刺され対策を万全にして、夏のアウトドアライフを楽しみましょう。

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