ウイルス性急性結膜炎には、はやり目(流行性角結膜炎)・プール熱(咽頭結膜熱)・急性出血性結膜炎があります。(近年では夏以外でも感染することもあります。)

●ウイルス性急性結膜炎の感染予防
ウイルスは目をこすった手や目を拭いたハンカチなどから感染することがほとんどですので、手を流水と石鹸でよく洗うことが重要です。
普段から汚れた手で目をこすらない習慣をつけておく事が大切です。
目を拭くときはテッシュペーパーなどの使い捨てのものを使いましょう。

●プールで気をつけること
・長時間泳ぐ時は水中メガネなどを使用しましょう。
・目が充血していて、めやにが出る日はプールに入らないようにしましょう。
・泳いだあと、目が充血していてもあわてず様子をみましょう。 (ウィルス性結膜炎でないことも多いです。)
・プールサイドに点眼薬を持って行かないようにしましょう。(薬の変質、汚染のおそれがあります。)

●結膜炎になったら
・手を流水や石けんでよく洗いましょう。
・休養をとって体力をおとさないようにしましょう。
・学校、幼稚園、保育園は医師の許可があるまで休みましょう。
・人ごみへ出かけないようにしましょう。
・医師の許可があるまでプールに入らないようにしましょう。
・患者のタオル、洗面用具などは家族のものと別にしましょう。
・お風呂は最後に入るようにしましょう。

夏場は特に感染予防を心がけましょう。