学校薬剤師の仕事
薬剤師の職務の一つに学校薬剤師としての仕事があります。学校保健安全法において、大学以外の学校には学校薬剤師を置くものとするとされています。学校の環境衛生について検査し、児童・生徒の快適な学校環境を作るために指導や助言等を行っています。また、薬物乱用防止教育・くすり教育に代表されるセルフメディケーションの推進などにも関わっています。
1年を通して、様々な環境衛生検査を行いますが、今月は、そのうちの一つである空気定期検査に行ってきました。検査項目は、5項目(二酸化炭素、室内温度、相対湿度、一酸化炭素、二酸化窒素)。
白衣を着て校内を歩いていると、ただでさえ目立ちますが、空気検査の場合は、それに加えて比較的大きな器具を用いて検査するため、幼稚園の園児たちはもちろん小学校においてもみんな興味津々です。授業中の教室にお邪魔して、授業の終わりの数値を測定します。