先日、夜間診療所にて気になった事がありました。
1歳半の赤ちゃんでインフルエンザと診断され、タミフルドライシロップ3日分・アンヒバ坐剤(アセトアミノフェン・解熱鎮痛剤)5本が処方されました。
母親:昨日から38~39度台の発熱が続いています、
    かかりつけの病院からアンヒバ坐剤は処方されていますが、
    残り5本で切れると不安なので受診しました
    熱性けいれん等(-)
    様子をみると子供は機嫌良く微笑つています
そこで
インフルエンザの時、特に注意することは。

「高熱を出したら、安易に熱冷まし、消炎鎮痛剤は飲まないこと。すぐ病院に行きましょう。なぜかというと、ウイルスは熱に弱く、身体は発熱することでウイルスを殺し、体中にウイルスがばらまかれないようにしているのですが、それを薬で抑えてしまったためにウイルスが脳に達し、脳炎を起こして死亡することもあります。高熱自体も危険ですが、ウイルスを抑えるために、今は37~38度くらいの熱を保つ治療になっています。
急激な高熱は危険な兆候です。他の病気でもたいへんなものがありますから、突然39度以上の高熱を出したら、様子を見たりしないで、すぐ病院に行きましょう。また、高熱は脱水症状をおこしやすいのでこまめに水分をとりましょう。
ps
21時を過ぎたら子供は寝る時間です、夜遅くまで引っ張り回して子供の生活リズムを崩してしまう事のないよう早期の受診を・・・・

(T)