先日、我が家では二週間にわたって繰り広げられた熱い戦いが幕を閉じました。
始まりは、2歳になる娘の「アリさんがいるー!」という声でした。
アリさん、人名ではありません。
蟻です。黒くて小さくて時々痛い彼らです。
その蟻が我が家の狭いリビングに数匹いたのです。
我が家は、アパートの4階にあるのですが、どうも建物のどこかに巣があるらしく、玄関を出ると行列を作って一生懸命働いている彼らを見ることが出来ます。
そんな一見無害に見える彼らが我が家に牙を向けたのでした。
最初は、数匹の蟻が迷い込んだのだと思い掃除機で駆除。
同じことが3~4日続き、その度にアリさん警報がなるのでこれは近所迷惑と、侵入経路を断つことにしました。
まずは、餌をまいて散開している蟻を集め、隊列を組ませることで入口を確定し、その部分を塞ぐことにしました。
娘のオヤツを拝借し、セットすること1時間。
思惑通り一列になってオヤツを運び出す彼らを辿って、床と壁の接地面に侵入口を発見。
瞬間接着剤で穴を塞ぎ、退路を失い右往左往する彼らには掃除機に入ってもらい作戦終了。
と思いきや、しばらくすると再び違うところから行列が出来ているじゃありませんか!
そうです。壁と床の隙間なんて家中あっちこっちにあるんですね。
一度味をしめた彼らはしつこく、何度撃破しても現れる黒い行列。
こうなっては、仕方有りません。
あまり使いたくは有りませんでしたが、殺虫剤の出番です。
餌型殺虫顆粒を室内に設置。巣ごとコロリと行ってもらいましょう。
数日後、綺麗サッパリ蟻の姿は見えなくなりました。
後に残されたのは、侵入口の隙間を通れなかった顆粒の山だけでした。
こうして、文明の利器により長い戦いは唐突の終焉を迎えたのでした。
しかし、こんなことなら、もっと早く殺虫剤を使っておくんだった・・・。
皆様も、もし蟻に襲撃されることがあれば、餌型殺虫顆粒オススメです(笑)
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