先日、釣り好きの方から釣った魚を分けて頂いたのですが、釣り上げたその足で届けて下さったのは、なんと体長75センチのスズキ。
その大きさにしばし呆然となりましたが、にらめっこしていても仕方ありません。

主人と二人で大騒ぎしながら、格闘すること1時間あまり。
まな板にも乗り切らない大きさに加え、皮と身が想像以上に厚くて重く、思う様に包丁が入りません。
なんとか3枚におろすことが出来た時には、もうくたくたでした。
長時間あれこれとやっていましたが、丁寧に血抜きされていたので、全く臭みはなく、とてもきれいな身です。
早速「スズキ祭り」と称して、刺身とお鍋にちょっといいお酒。
旬の季節ではないので、脂ののりはもうひとつでしたが、やはり新鮮さに勝るものはなく、とてもおいしく頂きました。
家にいながらにして、生命を頂く大変さを再認識させられる貴重な体験をすることができました。
でもやっぱり、次は「切り身」でお願いしたいと思うのでした。

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