普段は各々の店舗にわかれ、仕事を頑張っていますが、全体会議ではみんなが顔を合わせます。毎年恒例の全体会議ですが、昨年に比べ店舗数増加に伴い参加者も増えました。
独立志望の強い僕にとっては、この全体会議は、自分の将来のビジョンを考える上でも非常に有意義な会議となりました。
今回のエンゼル日誌は、その会議の様子を振り返ります。
まず午前の部は、社長の決算報告と会社の業績やこれからの展開に関する話からスタートしました。
調剤薬局業界は、診療報酬改定毎に厳しい局面に立たされているので、ドキドキ?しながら聞いていました。
前年よりも今年、今年より来年、と中長期的な会社の展望とその為の堅実な会社の状態を確認出来て安心しました。その中で自分がやれることを精一杯行い、自分のスキルにもしていきたいと感じました。・・・社長なんでもやります!!!!
次に統括責任者のNh先生より2014年度診療報酬改定での現状と今後の薬局の姿について説明がありました。
地域包括ケアシステムに基づく他業種との連携やコンビニより多い薬局の今後の役割など次回改定を見据えた考え方や行動と実行について考える参考になりました。各々の薬局が地域と連携し2025年問題に取り組まなければなりません。
続いて、リスクマネジメント担当Ts先生から、名称類似薬の取り間違えを防ぐための対応について話がありました。
具体的に例をもとに会場から対応策を述べてもらうような内容で、臨場感を持って話を聞くことが出来ました。薬剤師、事務員と職種に関わらず薬局として各々ができる対策をとり、スタッフ間で情報を共有することが大事であると再認識しました。
そして、昼食の際には、毎年恒例の永年勤続表彰(Kn先生)と新規入社の従業員(6名)紹介などがありました。どんどん増えていく新しい仲間と、ベテラン社員とが一緒になって作り上げるエンゼル薬局は、非常にバランスがよく、知識や研鑽のみならず人としての温かみも感じることができます。
午後の部は専務より、代表を務めるグループ会社における現状や渉外関連の報告がありました。消費税引き上げによる厳しい現状の中での薬剤納入価格交渉や新規店舗開拓についても、今後の展開を見据えて行われていることがわかりました。
その後は、Kr先生から「施設調剤の開拓と在宅の現状について」、Kk先生から「後発品加算現状、選別と推進する意義」、Ns先生から「社内届出書類の注意事項と新入社員のオリエンテーションについて」と話が続きました。
グループホームなどの施設や在宅介護への移行は地域医療の大きな課題であると共に今後薬局での仕事を行う上で最重要な事であると認識できました。
そして医療費高騰の問題で薬局ができることがジェネリック医薬品推進であり、その意味を患者さんに理解して頂くことも薬局の役割と認識できました。
また社内の規律など複雑な点を資料を使っての説明で、とてもわかりやすく今後の業務進行がスムーズに行えると感じました。
会社の方向性も認識できましたし、今日の内容を今後の業務に活かして、「患者さん第一主義」の理念のもと、さらに頑張っていきたいと思います。
新年度から、今回の会議にも参加していた来年度入社予定者の教育指導担当を受け持つことになっています。
今後僕は、来年の全体会議で、その成果を一緒に発表ができるように取り組んでいきたいと思います。
最後にエンゼル薬局社員一同で写真撮影↓。
(H)