入社して、早一ヶ月が経過した。
業務の流れを把握できるようになり、自然と動くことが可能になってきた。
と勝手に思っている。

そんな訳で今回は、『入社後の成長ぶりと今後の抱負』についてではなく、“トレーニング”について語りたいと思います。
心配ご無用、難しい話ではありません。

は学生時代よりスポーツを嗜み、スポーツジムでのトレーニングを趣味としていたのだが、入社後、新しい環境に適応するまでは、とおあずけにしていた。
最近ようやくトレーニングを解禁し、近所のジムに通い始めた。
ある日、トレーニングをしていると、誰かが声をかけてきた。

「ガンバッテルネ!」

ん?外国人?

「ソノトレーニング、ハードダヨネ!」

英語圏の方と思われるそのForeignerは、続けざまに流暢な日本語で攻め立てる。英語圏の方は沈黙を嫌うとどこかで聞いた私は、咄嗟に反応した。

「ヘロ~」

完全に会話の流れを無視した、お決まりのカタコト英語が口から飛び出した。
正直言って、背伸びして英語で会話したかったんです。
その後、一言二言、英語のようなものを発した気がするが、彼はおかまいなしに日本語で返してきた。

もしかして、英語圏の方ではない??

そう判断した私は、ほっとしたようながっかりしたような複雑な気持ちを抱えたまま、しばし日本語で外人さんとの会話を楽しんだ。

トレーニングという共通の話題により、彼と打ち解けた私は会話の最後、気になっていたことを聞いてみた。

「どの国から来たの?」

「イギリス!」

彼が日本語を話し続けた理由は色々考えられるが、前向きに捉えることとした。
今度飲みに行こう!なんて言っていたので、これを機会に英語のスキルアップをしようと思う。

(K)