5月26、27日に行われた伊勢・志摩サミット。
サミット開催が決定し、駅などでポスターが貼られていましたが…三重県在住にもかかわらず、どこか遠い場所で開催される感覚でした。ですが、5月に入ると、至る所で警備をする警察官が増えたり、コインロッカーやごみ箱が封鎖されたり、道路が規制されたり…徐々に警戒態勢が強化されると、「本当にサミットが近づいているんだなあ」という気持ちと、テロヘの若干の不安も感じました。
伊勢神宮など普段から普通に歩いている場所に、各国の首脳が参拝している映像を観ると「すごい事が今、行われているんだあ」と、不思議な感覚になりました。
ある情報番組で地元のボランティアスタッフさんを取材しているVTRを観ました。そのスタッフさんは、今回のために英会話を勉強し、色々な言語の方がみえるだろうと、各言語のあいさつを調べてメモしていました。カタコトながら一生懸命説明されている様子を見て、改めて接遇の大切さを学びました。
ある外国人記者がセキュリティの関係で大変待たされている時のこと。
イライラしている記者に対して、そのスタッフさんが色々話しかける事で待ち時間をやり過ごし、外国人記者は笑顔で取材に向かったのです。
自分の仕事にも当てはまることが多く…
最近周りが見れているか、お待たせしている患者さんに声掛け出来ているか等々、
忙しさにかまけて、怠っていることはないだろうか、と改めて反省する事だらけでした。
最近は殺伐とすることが多く、ココロが折れそうになる事もありますが、ココロが温かくなるエピソードでしたし、自分を見直すきっかけにもなりました。
(S)