6月の梅雨入りした頃、我が家の庭の一角に額紫陽花が咲き始めます。15年程前に何もなかった庭に花壇を作り、最初に植えた花が一鉢の小さな紫陽花でした。

今では背丈以上の大きさに育ち、毎年必ず花を咲かせてくれます。
雨の中でも凜として咲いている紫色の花の姿に美しさを感じます。

紫陽花の名前の由来は、ギリシャ語で水の器、水がめを意味しており、
水を好み乾燥するとすぐに元気がなくなってしまう性質からきているそうです。
よく見かける手まりのような丸い形の紫陽花はホンアジサイといって、ヨーロッパで品種改良されたものです。
額紫陽花というのは日本に自生する原種の1つで、花が周辺部だけ額縁のように咲く事に
由来して名付けられました。

紫陽花の花言葉は、色が七色に変化することから移り気などと言われていますが、実は色によって違っていて、白色は“ひたむきな愛情”、ピンクや赤色は“元気な女性”、青や紫色は“辛抱強さ”、我が家の額紫陽花は“謙虚”です。

花言葉をふまえて贈ってみてもいいかもしれませんね。

20170620エンゼル日誌「紫陽花」写真.JPG

(生桑店 K)