「お薬手帳」は、“薬を処方されるたびに薬の情報を記載したシールを貼るだけのもの”と思っていませんか?

11/5の中日新聞朝刊の記事に『お薬手帳 メモで活用』という見出しを見つけました。記事から、実際に活用している方の活用方法を教えていただきましたので、自身が今まで参考となったお薬手帳の活用方法も踏まえながら紹介させていただきます。
皆様にお願いしたいことは、『自分でも書き込みをする』ということです。「自分で書き込みをして良いとは知らなかった。」という声をよく聞きます。
・病状の経過(治療効果)を書いておく。“薬を飲んで副作用と思われる症状が出た”“(お子様の場合)嫌がって飲んでくれなかった”などという場合にも忘れないように書いておく。
・自身の情報を記載するページに、既往歴・副作用歴・アレルギー歴など書いておく。
・常備薬、サプリメント、健康食品などがあれば書いておく。
・定期的に病院に通い継続して薬を飲んでいる場合、受診日の朝に”残薬数”を書いておく。
・医療スタッフに伝えたいこと、聞きたいことを書いておく。(症状、困っていることなど)
・医師の説明で重要と思うことを書いておく。
思い立った時に書いておくことで、『聞き忘れた』『伝え忘れた』『聞いたけれど、何を言われたのかを忘れてしまった』などということがないようにしましょう。もう1つお願いしたいことは『常に持ち歩く』ということです。医療機関受診時のみだけではなく、常に持ち歩くことで、外出時の急な病気、災害時等に役立ちます。医療スタッフの立場として、治療に対する情報がたくさんあれば、重複投与・飲み合わせなどの確認だけでなく、皆様のお役に立てることが増えます。
自身の健康管理に『オリジナルお薬手帳』を作って活用してください。

 

 

(名古屋南店 S)