私事ではございますが、結婚をして3か月が経とうとしています。今月、お休みをいただき、新婚旅行でイタリアへ行ってきました。
そこで気を付けたのが、スリと食中毒です。日本に比べてしまうと決して治安がいい場所ではないため、貴重品は肌身離さず、カバンは前に、ポケットに財布、携帯を入れないなど徹底していきました。世界遺産の場所がとても多く、日本では味わえない環境を見ることが出来ました。特に、「最後の晩餐」を間近で見ることが出来たのが一番感動しました。
食事は、ピザ、パスタ、ハムなど日本でもよく食べているものが多く、困ることがありませんでした。イタリアでは硬水の場所が多いため、飲み水はミネラルウォーターを買って飲み、食中毒の予防として、食事はしっかりと火が通っているものを食べました。あまり海外に行ったことがありませんでしたが、他の国にも行けたらいいなと思いました。長時間のフライトがしんどいですが、、、
さて、日本で6月と言えば、毎日雨で湿度が高く、気温も高くなってくる梅雨の時期です。梅雨~夏にかけて、多くなってくるのが、「食中毒」です。まず、食中毒の原因となる菌は、湿度が高く、暖かいというのが増殖の条件になります。特に、肉につきやすい、O-157、カンピロバクターや、卵につきやすいサルモネラによる食中毒が多くなります。昨年1年間で、日本国内で起きた食中毒の件数は1014件、患者数16464人、死亡者数3人となっています。主な症状としては、嘔吐、下痢、発熱などですが、重症化して死亡することもあります。 ① 付けない ② 増やさない ③ やっつける
そんな食中毒にならないようにするための予防法があります。
厚生労働省のホームページにも記載されている食中毒予防の3原則、「食中毒菌を付けない、増やさない、やっつける」を守ることが大切です。
食中毒原因となる菌やウイルスを食べ物などにつけないということです。こまめに手洗いすることが大切です。また、お肉や魚など、なまものを触るものと、焼いたあとの肉や魚を触るものを分けましょう。
原因となる菌、ウイルスなどは低温であると増えにくいものが多いため、買ってくるときも、生ものは最後の方にかごへいれるなど、温度の上昇をなるべく防ぐようにしましょう。買ってきたお肉、魚、野菜などは帰ったらすぐに冷蔵庫へ入れるようにしましょう。
原因となる菌、ウイルスの多くは、熱に弱いです。しっかりと加熱することによりやっつけることが出来ます。食べるものをよく加熱するだけでなく、使い終わったまな板、包丁なども熱湯で殺菌するのも一つの方法です。 家庭料理だけではなく、お弁当、バーベキューなどでも食中毒が起きることが多いため、しっかりと注意して食中毒予防の3原則を守るようにしましょう。
参照:厚生労働省のホームページ
http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/shokuhin/syokuchu/index.html
(名東店 K)