うちの息子が大学で記紀(古事記・日本書紀)を学んでいる関係で奈良県の大神神社に行ってきました。

 

大神神社(おおみわじんじゃ)は奈良県桜井市にある神社で、ご祭神が大物主大神(おおものぬしのおおかみ)、配祀されているのが大己貴神(おおなむちのかみ)と少彦名神(すくなひこのかみ)の三柱、JR三輪駅(“三輪そうめん”のところです)から徒歩5分のところに位置します。
古事記(日本最古のエンターテインメントと言われているそうです)によれば、大物主大神は、大国主命(おおくにぬしのみこと:島根県の出雲大社で有名、別名多数ありオホナムチノカミとも言われる)が少彦名神(すくなひこのかみ)と共に日本の国土を創造していく過程で少彦名神との離別後、悲しみに暮れ、国造りに悩んでいた時に目の前に現れ“国造りを成就させるために我を三輪山に祀れ”と言ったとされています。

日本書紀では、「大物主大神は大国主神の別の御魂として顕現され」とあります・・・例えれば大物主大神と大国主神の関係は、アスコルビン酸とエリソルビン酸のような立体異性体の関係のようなものかも知れません(わかんないけど・・・)
ちなみに古事記によると、「少彦名神は小さなガガイモの実の船に乗って波の彼方からやってきた」とされ、一寸法師の話のモチーフになったとされているようです。
この三柱は、“国造りの神様”とされるだけでなく、 農業・工業・商業などすべての産業、医療・医薬・疾病の治癒、縁結びなどを司るとされているそうなので、興味のある方はどうぞ・・・。

 

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(多度駅前店 K)