みなさんは食べる事は好きですか?食事はコミュニケーションの場にもなりますし、美味しいものを食べると幸福感がありますよね?しかし、中には食事に興味がない方もいます。

必要な分の栄養をちゃんと摂れていれば生きることはできます。例えば、サプリメントなどで補給すればバランスの取れた栄養素を摂れるので日常生活に支障はでません。ですが、健康的な生活とは言えません。「食材」を「食べる事」が健康の第一歩だと思います。
前回は3食食べる必要性についてでしたが、今回は「食事」をすることの重要性について記載しようと思います。

噛んで食べる事をしないでいると、噛む力=咀嚼力や、飲み込む力=嚥下(えんげ)機能の低下が起こりやすくなります。どちらとも老化とともに衰えていくものですが、若いうちからゼリーやサプリメントなどで食事を済ましていると、衰えが早くなり、身体に様々な悪影響がでてきます。食べ物を口に入れて噛むことで唾液を分泌したり、消化液の分泌や脳への刺激など、様々な効果があります。逆にサプリメントなどを飲み込むような生活を続けていると、咀嚼力の低下のほかに、唾液分泌低下による口腔内のトラブルや、胃や腸などを使わないことによる内臓の機能低下に繋がります。なので「食材を食べる事」が大事なのです。食材をよく噛み、食べることは、全身の健康の維持・促進に繋がります。

ちなみに、小さい頃に食事をするまでの過程や食事は楽しむもの、生活するうえで重要なものと教わったことはないでしょうか?それは「食育」と言い、とても重要なのです。
小さい頃から食事に興味を持つことが健康に繋がると思います。食べる事は生きることです。ぜひ食事に興味を持ち、楽しく食事をして健康的に過ごしましょう!

余談ですが、食事バランスガイドはご存知でしょうか?食事は適量をバランスよくが理想ですが、毎日、毎食、神経質に考えてしまうと疲れてしまいますよね?なので数日もしくは1週間の中でバランスがとれていれば全然いいのです。1度食事バランスガイドを参考にしてみてください。

参照:「食事バランスガイド」について:農林水産省 (maff.go.jp)

index-4.pdf (maff.go.jp)

         

 

 

 

 

四日市南店 管理栄養士