食事バランスガイドは1日に、「何を」、「どれだけ」食べたらよいかを考える際の参考に出来る様に、食事の望ましい組み合わせとおおよその量をイラストで分かりやすく示したものです。

 

料理区分によって「つ(SV=サービング)」という単位で表されており、それぞれいくつ食べたらよいか、個数で表しているため見て分かりやすく、どうしたらバランスよくコマが回るかを考えることで偏りが少なくなり、結果的にバランスの良い食事に近づきます。

食事バランスガイドは上から主食、副菜、主菜、乳製品・果物となっています。
主食:主にご飯やパン、麺類のことです。(5~7つ)
副菜:サラダなどのことで、野菜やきのこ・海藻・芋や豆類が中心の料理のことです(6~7つ)
主菜:魚や肉料理・卵料理や大豆製品などのことです。
(3~5つ)
果物・乳製品はカルシウムやビタミンC・カリウムなど欠かせないものを含みます。日常的に摂るようにしましょう。
(2つ程度)
軸は水やお茶など体にとって欠かせないものになっています。
コマを回す紐ですがこれはお菓子やデザート、ジュースなどを指します。程よく、200kcal程度にしましょう。
運動は重要なコマを回す原動力です。食事をバランスよく摂ることも重要ですが、運動も忘れずに!

個数を数える目安として主食はご飯1膳が1.5つ、食パン1枚が1つ、副菜はサラダ・小鉢(お浸しなど)1つが1つ、主菜はハンバーグだと3つ、焼き魚1匹で2つ、乳製品は牛乳1杯が2つ、果物はバナナ1本が1つです。カレーライスなど主食・副菜・主菜が混ざっているものはそれぞれで数えるので主食2つ、副菜2つ、主菜2つと数えます。
バランスよく食事を摂れているとコマは上手く回りますよね?
しかし偏った食事をしていると、倒れてしまいコマは上手く回りません。
どこが足りないのか、どこが多いのかを意識するだけでも食事のバランスは改善されると思います!ぜひ活用してみてください!

 

 

※食事バランスガイドは成人の健康な方向けのものとなります。
(1日の摂取エネルギー:2000kcal±200kcal程度)
糖尿病や高血圧症、脂質異常症など指導を受けている方は医師等の指示に従うようにしてください。
参照:「食事バランスガイド」について:農林水産省 (maff.go.jp)
SV早見表:農林水産省 (maff.go.jp)

 

四日市南店 管理栄養士